機械の大切さを考える
機械の大切さを考える

階調豊かな出力を実現する技術です

銀塩写真とは何か知らない人も多いかと思われますが、銀塩はハロゲン化銀と呼ぶ感光材料で、印画紙やフィルムに使用されているものです。

印画紙もしくはフィルムはアナログ写真で活用され続けているものですが、この技術をデジタルの中で応用しているのがデジタル銀塩写真と呼ぶものです

通常、アナログの写真の場合は、フィルムに画像を焼き付けるときには、レンズから入る光をフィルムに一定時間照射して露光を行います。

ただ、フィルムに露光された画像はそのままでは何が映し出されているのかがわかりませんので、現像が必要になって来ます。

現像を行うときには現像液と呼ぶ薬品を使いますが、銀塩は現像液により化学反応が生じ、表面に付着している膜を溶かして画像だけを取り出すことができます。

デジタル銀塩写真の場合は、デジタルデータを直接専用の印画紙に焼き付けるため、フィルムの現像や紙焼きの工程が不要になります。

デジタルデータを直接専用の出力機に送信して印刷を行うオンデマンド印刷は、インクジェットを利用しているもので、デジタル銀塩写真とは全く異なる技術で、両者の技術を選択可能にするのが株式会社ラボ東京、プロラボとしての役割を持つ会社です。

株式会社ラボ東京にはデジタル銀塩出力を可能にするラムダと呼ぶ設備を導入しており、インクジェットよりも階調豊かな出力を実現するなど、大型の広告などにおすすめの出力手法です。

尚、印画紙は4種類が用意されており、プリント可能幅は1,230mmです。